SUBARU -- 73rd Geneva International Motor Show (2-7 Mar,2003)

スイスのジュネーブにいってきました。旅行・・・といいたいけれど、お仕事で。車メーカーのSUBARUさんの依頼で、73回目というジュネーブでのモーターショーで演奏をしてきました。一緒にいったのは、キーボードの中道勝彦氏です。 なかなかタイトなスケジュールだったので、遊びの部分がないのが残念だけど、とても楽しい思い出になりました。またいってみたい。そんなジュネーブ日記です。

■2.28 FRI (Tokyo)
午後の6時から6時半の間に事務所にチケットを取りにくるように。
そんな敬愛するマネージャーの森田氏から出頭命令を受ける。
到着すると、旅行代理店の人となにやらお話中。そばにいたけど、聞こえないフリしてしばらく待機。

さて、事務所にふたりきり。相変わらず忙しそうな森田氏。 来週、同じ事務所の池田氏が武道館でやる準備で飛び回っている模様。がんばれ。

で、チケットの説明を受ける。どうやら直行便はないらしい。ないのか?パリで乗り換えだそうだ。 ちょっと荷物が心配だけど、取れないものはしょうがない。
肝心のKOTO(二十絃箏)は?
というと、なんとエコノミー4席も・・・。なぜに・・・。あ、間違い。エコノミー3席、そして私の分1席。 ものすごい取り方してるね。 まぁ、飛行機が落ちるときにはなにかトラブルなるのだろうけど、落ちるときはみんな死ぬわけだしね。
とかなんとか言っているけど、心の中では、よくもまぁ、4席分もお金がでたな・・・とか思いました。

そんなわけで、明後日出発。Arsobsからは、Kotoで私、Subaruブースの演出で社長の長谷川増がいくことになってます。

■3.1 SAT (Tokyo)
なんだかんだいって、もう明日出発。早いね。って、チケットもらうの遅すぎです。スケジュールももらったの昨日だし。 荷物はとにかく最小限で。だって、KOTOだけでもでかいのに、Kotoの台(馬場氏作)もある。この台の唯一の欠点は、重すぎること。 非力な私にはとてもとても・・・(殴)
あとは、小さいバッグ(手荷物機内持込)に、Kotoの備品関連(チューナーとかなんやら)と着替えかな。準備するのに1時間。 こんなに簡単でいいのかしら?

とりあえず、寝ましょう。明日は朝早い。9時だったかな。

■3.2 SUN (Tokyo - Paris - Geneva)
【空港まで】
朝8時に、キーボードの中道氏が迎えにきてくれる。が、電話があって、30分遅れるとのこと。問題なし。 彼もキーボード類を持っていくため、ついでに私も便乗させてもらった。楽チンです。 とりあえず、ワクワク(なぜ?)しつつ、空港へ。なんか安いパーキングをNetで調べてきたらしい。 予約もしてあるらしい。 アラジンだか、UFOだか、おもしろい名前の駐車場だった。そこから送迎バスでターミナル。

車の中で、「for Cartier Roadstar」と、「Subaru2003」を二人でききながらくる。今回は全曲もちろん暗譜というか、譜面台が重いからというか、みためがださくなるからというか、そういうわけで、実はかなり不安だったりする。 過去にも、休むのを勘違いしたり、数え間違えたり、調絃をまちがったり、順番まちがったりと、一通りの失敗はしてきている。 (全然自慢してるわけではない)
ここでいうところの「ロードスター」は、昨年、カルティエさんの新作の時計のために作った曲。
で、「Subaru2003」は、今回のSubaruのために作った曲。ただし!タイトルは、未定なので、これは中道氏と私との間での通称である(笑)

【成田空港にて】
とりあえず着いたのさ。第二ターミナルに。エールフランスという航空会社です。往復ね。事前のチェックでは、機内食がおいしいらしい。楽しみだね。
さてここで、わがArsobsの社長は、私たちとは別の飛行機でいきました。ANAかな?ま、とにかく違う航空会社でね。 で一時間くらいフライトが先なんだけど、空港で寿司をごちそうしてやる・・・と。確かに私はきいた。中道氏もきいた。 ついたのが10時くらいだったので、なんとか食べる時間あるかな、とか中道氏と話をしながら荷物を運んでいて、いざ携帯電話にかけると、社長(以後BOSSと呼ぶ)は、第一ターミナルらしいのだ。 この空港、第一と第二は、離れているらしい。そりゃ、広いからでしょ。と自分で突っ込んでみたりして。
えっと、何をいいたいか!というと、私も中道氏もお腹がすいていたのである。寿司を期待して朝を食べてこなかった・・・わけではないけど、 やはり朝は時間がなかったのね。が、あえなく寿司の夢は消える。しかたなし。

ここで悩む二人。どうする?どうしようか。
はっきりしていることは、ハラヘッタ。これだけ。
ふたりの荷物が、台車一杯になるほどあるので、とりあえず中に入ろうということになった。案の定、説明しないといけないので、ちょっと時間がかかってしまった。 カウンターチェックが終わってみればもうすぐ10時45分。出発2時間前だね。
セキュリティーチェックもしちゃおうか?となって、そのまま搭乗待合所(なんて呼ぶのだ?)に行った。 そこで、おにぎりやらサンドイッチやらを食べたわけだが、ここで荷物の確認をしておこう。

中道氏:バッグ2個(大1個、マッキントッシュの入ってるアタッシュケース1個)
わたし:Koto1面(琴光堂さんの海外用?の黒いやつ)

そう、台は、いつものまま青い袋にいれてキーボードと一緒に精密機器であずけておいた。自分のバッグもね。

【機内(東京-パリ)】
ロシアのときと同様、先に搭乗して、Kotoを固定。そのあとにみんなが乗ってくる。
ここで問題が。ジャンボのエコノミー、横にKotoをおくと4席使うんです。みなさん覚えておきましょう。4席必要です。 一人先に乗り込んだはいいのだけど、客室乗務員のみなさんが親切にKotoを固定してくれたのはいいのだけど、私の席がない!
一瞬で血の気がひきました。が、まだ周りに一般の人がいないし、聞くならいまだし、
「私の座る席が・・・」
「チケット4席分しかないんですけど・・・」
乗務員の人が、チケット見せてください、というので搭乗券ってやつかな、渡してみる。
「あ、1席余分にとってありますね。ここの4席がお仲間でまとめてとってあります」
どういうことかというと、1席余裕があったので、サービスで5席目をカウンターの人がとってくれたとのこと。
こういうサービスはありなの?うれしいです。自分の席がなかったら、Kotoのケースの上に座る?シートベルトできない・・・。 そんなことを考えた瞬間でした。

さて、すぐにみんなが乗り込んでくる。中道氏もやってきた。進行方向右側の3席の真中が彼。私はその前の3席の通路側(左)。 っていうことは、今回Subaruのモデルとしていくらしい2人の女性がくるのかな?とか思っていると、きましたよ。サングラスした怖そうな女性が2人。 迫力あるというか、でかいっす。軽く自己紹介するも、相手の名前覚えられなかった。瞬間で忘れてしまった。情けない。

今回のジュネーブで、中道氏にニックネームが付きました。「ミッチー」です。以後こう呼びます。

ミッチーは、寝るとかいうので、窓際に。そんなこんなで離陸するわけだ。国際線も国内線も同じなわけだ。食事もするわけだ。 行きの食事(1回目)が一番おいしかったとおもうのは、私だけだったのだろうか。どんな食事?と思ったかたは、エールフランスに聞いてみてくださいな。
3月2日東京発パリ行、AF275便です。エコノミーの食事の和食じゃないほうね。ほんとにおいしかったんだから・・・。

まー12時間くらい?乗ってるらしい。途中で窓をしめられて夜?になる。でもさ、あっち着くの夜なんだよ。今寝たら寝れないじゃない。私はがんばって起きてるよ。
そう決意して起き続ける私。まぁ、機内が暗くても明るくても暇なわけだ。することないというか、暇。
そうそう、小川里美さんが、偶然にもイタリアに研修にいくので同じ便でした。 偶然ですよね。前の事務所(Arsobs)のオペラ(メゾソプラノ)の人です。
今回のモデルさんのうちの片方、AYAYA。彼女がSatomiを知っていた。ミスユニバースつながりらしい。1999年のミスユニバースね。Satomiは。
彼女をまじえて4人でずっと話していました。もう一人のモデルさんは、Yoshiといいます。ミッチー、Ayaya、Yoshiと私の4人がこのジュネーブ全体を通して行動を共にするのです。

小さなイベントでは、私の前の席に座っていたフランス人のご夫婦(50歳くらいかな)が、翻訳してほしいと、英語でいいから翻訳してくれないかと。 要訳、異訳は得意(責任もたないけど)だからと思って、その雑誌らしきものをみせてもらって愕然。だって、これ医学学会の・・・資料というかなんというか・・・。 すぐさま、Satomiに携帯辞書をかりて苦戦しつつがんばってきました。英語の力ないとつらいやね。
梅毒とか訳せます?=Syphilis =。あんな小さな辞書にのっているのにびっくりしました。でも喜んでもらえたようでよかった。

もうひとつのビッグイベント。それはもちろんスチュワーデスさんです。
名前からいってしまいましょう。
Mariko Sakamoto

ちなみにこの写真は、パリに着いて降りるとき。あとででてくる4人でのショットをMarikoさんに撮ってもらいました。みて、この笑顔。 12時間乗ってきた後とは思えないでしょ。起き続けてたのに、この笑顔。うーん。 私が彼女にお願いをしたんですね。図々しくも。あ、デートのお誘いじゃないよ。> たまたま、この便は空きがあったみたいで1席余分にもらえたけど、あと3回も乗るわけです。 飛行機に。しかもうまく説明できない私だしね。
なにより、パリ-ジュネーブは、ジャンボじゃないので、通路をはさんで右と左3席ずつ。Kotoがはみ出てしまう。 では、どうやって積み込もうか。いろいろと考えてくれて、例えば、背もたれをはずして、縦に3席(ex.21A 22A 23A)とかどうかな、みたいな。 それをわざわざ、他のスチュワーデスさんとともに、休憩時間(?)を使ってフランス語で書いてくれました。しかも2通。 パリ-ジュネーブ間の縦置きの提案と、パリ-東京間のスペシャルシート(1席余分に・・・)。
なんかさ、スチュワーデスさんが人気あるのよくわかるよ。こんなに親身になってくれてね。仕事とはいえ。勘違いしちゃうよね。 自分にだけ優しいのでは?とか(ないない)
また馬鹿なこといって・・・・と誰かの声がきこえてきそう。

なにはともあれ、無事パリに着いた。さぁ、さぁ、一番最後に降りましょう。KOTOあるし。
で、ついでに記念撮影。モデルさんたち肌がぼろぼろとかいっていやがったけど、そこは強引に一枚。

右から順に、Satomi、ミッチー、Ayaya、Yoshi、私。
ミッチーはひたすら眠り続けていました。眠れる王子様でした。

【シャルルドゴール空港?】
名前よくわからなかったけど、とにかくパリ。
ここで乗り換えで3時間待ち。AF1242パリ時間で夜の8時30分発。
まずSatomiがイタリアいくのでここでお別れ。アディオース!
そして4人でとりあえずお茶。レストランっぽいとこでお茶を飲もうとしたら断られた。 「そこのカフェで飲んで」と。冷たい国だ・・・。すいてるのに。
とりあえず、着いたのが5時45分くらいかな。で、女性二人は空港散策に。ミッチーと私でカフェでまったり。 7時になったので、カウンターに行くと、並ぶところにがたいのよろしい黒人の女性がいて、まだ早いというのよ。8時半のフライトで7時ですよ。早くない!
とまぁ、いくら心で思っても駄目いわれた私は素直にカフェに戻る。で、15分にまた行く。断られる。25分にまた行く。断られる。おいおい。
いつからなら受け付けしてくれるのじゃ?相手はフランス語しか話さない?
他の3人は、東京でもうチケット取ってあるのだけど、私はKOTOがあるので毎回とらなければいけないらしい。たしかに面倒。おっと話がそれた。 返ってきた答えは、「7時30からね」。
どうよ。さすがパリ?あと5分で30分なんだけど・・・。
くやしいから、しっかり30分にいったさね。そしたら、交代の時間らしくて違う人がそこにいた。

さてここで思わぬ問題が。
受け付けの人は日本語のできる男性のフランス人でした。親切なんだけど、なにやら、Kotoをいれる場所がないとのこと。 ないといわれても困るので、Marikoさんからもらった手紙をみせたりする。納得はしてくれたけど、どうやら面倒くさいらしい。 電話であれこれ飛行機の整備のほうの人と交渉してくれて、そこで待ってていただけますか?と。
待つしかないでしょ。こういう場合。いろいろと対策考えてくれてるみたいだから、おまかせして待つこと1時間以上。 もちろん、ミッチーたち3人は、先に行ってしまった。

なんとかなりそうだから、急いで搭乗口に行って。

そういわれて、お礼をいって、Kotoかついで走る私。時間にしてもう8時半すぎてたかな?みたいな。遅れたのかな。私が遅れさせたのかな。 ところがいくら急いでもやはりセキュリティーでひっかかる。別会社(警備の会社)がやってるからしょうがないけどね。わかっちゃいるけど、急いでいるのよこっちは。 でも、話のわかる人がいて、搭乗口でチケットをもらうんだといったら通してくれた。楽器というのもわかってくれて、まぁ、すんなりの部類かな。これでも。
ここでも先に乗るわけさ。飛行機の最後方の進行方向右の窓際縦3列がKoto用のスペース。紐でKotoを固定。背もたれは整備の人がはずしてくれた。 大事だね。これは。乗ってしまえばこっちのもの、あとはすんなりとジュネーブに到着。夜10時ころだったかな。

【ジュネーブの空港】
さぁやっと着いた。ちょっとだけ機内でうとうとした。いい感じ。よく眠れそう。
荷物受け取りで待っていると2個でてこないんだな。となりのブースではBOSSがいて、なにやらあちらもトラブルしてそう。 結局、3個ロスト・バッゲージ。5人中(Boss含む)3人(男性のみ)それぞれ1つずつ。

BOSSは、着替えなどのバッグ。
ミッチーは、シンセサイザーの音源(精密機器扱いで預けたもの)
私は、Kotoの台(これも精密機器扱い)

どうなってるんでしょうね。パリでなんかゴタゴタしたらしいとかしてないとか、荷物はパリにあるとか。 今すぐ持って来いよ。と思ったけど、なんかしょうがないという風潮がただよう。さすが外国。こんなんありなのね。 現地の女性の日本人の人が交渉してくれて、明日の朝一番で持ってくるとのこと。 これも信用できないらしい。それでもそこまでしかいえない外国の風潮ってなんか・・・すごすぎ。 お金とってるくせに。

電通テックの阿部氏が迎えにきてくれたので、ある荷物を持ってホテルへ移動。

【ジュネーブ】
ノボテルホテルというところの宿泊。もう真っ暗。お店もあまり空いていない。そりゃね。11時だしね。11時半だったかな? で、結局空いているお店ということで、中華いってきました。おいしかったよ。けど中華だったけど(笑)
明日のリハーサルがあるので、とりあえずすぐ寝ました。ぐっすり。

■3.3 MON (Geneva)
【ホテル】
とっとこと、朝5時半に起きました。早いよ自分。ほんと。
バイキング朝食が6時からなので、とりあえず部屋で時間つぶして、6時からいきました。 パイロットさんやスチュワーデスさんたちも泊まっているので、人は結構いたりした。 まったりと2時間くらいかけて食べた。8時までかい(爆)
いつもバタバタ食事しているけど、こうやってゆっくり食べるの大好き。オムレツチーズみたいなのがおいしくて、おかわりなんぞしてみた。

【リハーサル】
10時からリハーサルなんです。会場へは、タクシーまたは、電通テックの阿部氏に送ってもらいます。ここで阿部氏について軽く説明を。

阿部氏は、私が中学のころ「ケイシ」と呼んでいた人物です。あっちは私のことを「マサッパ」と呼んでいました。 テニスが上手でね・・・、って、それは置いておいて、そう昔の、中学のころの知り合い・・・だったのです。 偶然って本当に怖い。彼の上司は前田氏。お二人とも忙しそうでしたね。あ、もちろん他にもスタッフいっぱいいます。 みんな忙しそうでした。これは失礼だったかな。実際忙しかったみたいです。

あちらにつくとステージが用意されてあり、サウンドチェックをやらせていただきました。 アンベールという、新車を発表するときのあの車にかかった布を取る儀式?のリハーサルを中心に、何度も。 演出はもちろんBOSSの長谷川氏。
ここぞとばかりに、練習もいっぱいできました。疲れるくらいにね。 どの会社のブースもリハーサルしたりまだ作っていたりと、熱気ある1日でした。

なにげに普通に話をしていた方が、実は本社の社長の竹中氏だったり・・・。
あまりに気さくな方でびっくりしました。あとで前田氏とBOSSに、
「お前、なに仲良く話してるんだよ」
とやきもち(?)を妬かれました。

とかなんとかいいつつ、モデルさんたちの動きとあわせるリハーサルも終わり、おつかれさま・・・となったのです。 が、私はまだ終わらないのだ。
Kotoの台が今日こなかったんです。今日の朝一番にとかいってたくせに・・・。とにかくこなかったのだからしょうがない。じゃすまない。 ないなら作らなければいけない。いまは、パイプ椅子で台の代用してるだけだったからね。 今日やったサウンドチェックも意味ないような気がする。ふー。
社長の一声で、すぐ作ることに。スタッフががんばってくれて、できあがったのが10時ごろかな? 待っている間に少し他のスタッフのお手伝いをしてみたり。 怒られるかもしれないけど、文化祭気分を少し味わえた。参加したぞ、私も!みたいな。
ミッチーたち3人は先に帰ってしまったので、この日は、この台ができあがるまでの時間がすごくつらかったかも。 ま、とにもかくにも台ができてよかった。テーブルの台をはずして、脚の上に木で作った△定規みたいなものをのっけて・・・・うんぬん。 ごくろうさまでした。

【夕食?】
Bossと二人でタクシーを拾ってホテルに帰る。まだ電通のスタッフもろもろ現場に残留。タクシーを拾う前に、会場から空港まで歩いていった。 何しにいったかといえば、まだBossも私も荷物がきていないのです。ま、いっても状況わからないんだけどね。いや、Bossの荷物はホテルに届いたらしい。 よかったよかった。私の台は?ふー。

ノボテルホテルに帰ってから、すぐホテルの前の角のステーキのお店に入る。Bossと二人。
ま、そこしか空いていなかったからなのか、通りまででる元気がなかったのか。両方だね。今日も11時だし。 入ったらなかなかにこの時間にして繁盛していた。メニューがフランス語なんだよね。わからんわからん。 まよわず、お店のお勧めを頼みました。Bossはカルパッチョだかなんだかそんな感じ(わからないね)(笑)
はっきりいって、おいしかった。ジュネーブって食べ物おいしい?ほんとよいお店だったよ。なにも考えずに入った割によすぎた。 Bossごちそうさま!(こそっとお礼)

で、このレストランでBossと私が日本語で会話していたら、私の後ろで食べていた2人のうちの1人(外人さん)が話し掛けてきたのです。 びっくり!英語でばしばしBossと話している。細部まではわからないけどおおまかに理解するの得意だから、なんとなくついていける。 いってると思い込んでいる自分がいる。けど話せない。くやしい。
どうやらHONDAのデザイン関係の方らしい。明日、私の演奏をみにきてくれるとのこと。がんばらねば。

こんな感じでなんか旅先(仕事先)で知り合うのって楽しいです。

ちなみに、ミッチーたち3人は、夕方の時間、少し街を歩いたそうです。そして3人でレストラン?に入ったそうです。 あとからそんな話をAyayaとYoshiからきいて、私も行きたかったぞ・・・と思ったりして。

■3.4 TUE (プレスDay)
【プレスデー】
SUBARUのプレスブリーフィングは、9時10分から。
早い早い。もちろん、朝は私だけ早い。昨日できた台でのサウンドチェックが残っていたため。 6時15分ホテルロビー出発。早い早い。 15分くらいの食事。昨日とはうってかわって・・・。

近未来的なかっこいい車がターンテーブルに乗っていました。夜中に到着したらしい。スタッフの方々ごくろうさま。

さて、プレスブリーフィング。アンベールの曲は、「Subaru2003」からとってアレンジしました。 そうそう、Subaruの担当者の方に曲名をきめていただきました。
「ブリリアント・スター」(Brilliant Star)
ま、とりあえずこの日記の中では「Subaru2003」で。

無事、ブリーフィングも終わり、あとは午後に4回の演奏。 曲目は秘密にしとくとして、20分4回。ゆっくりするには時間がつまってるので、なんとなく起きてぶらぶらしたり。 明日は1日5回だったかな。演奏中の写真は、明日のとこで。

さて、モデルさん2人。AyayaとYoshi。個人情報はこれまた秘密ということにして、Cool-Beautyというか、かっこよすぎ。 Mode系?とかいうらしいのだけど、意味不明。あんな眼でにらまれたら・・・怖い。 あとで写真をGetできたら載せたいとは思うけど、私のカメラには、彼女たちの写真がないのです。 だって、演奏してたから・・・。
(正確にいうと、彼女たちを撮ってと頼むのを忘れていた)
もったいない。

初日というのもあってなにげに疲労気味。テックの前田氏が、チーズフォンデュ?なるものを食べさせてくれるということだったのだけど、 いろいろと仕事があるため明日に延期。残念!

【ジュネーブの街】
会場からの帰り、ミッチーとタクシーにのってきたんだけど、込んでいて駅前で降りたんです。そこからホテルまで歩いてきた。 周りが外人さんばっかりだった。けど、なんか違和感がないのが不思議。
ミッチー体調崩していて、ホテルで寝るっていうので、部屋に帰ってすぐ、Yoshiとルマンコだかレマンコに行った。大きな湖です。有名らしい。(なにも調べてないやつ)

ホテルのすぐそばなんだけどね。道が入り組んでてややこしい。 もう日が落ちる直前で、すぐ暗くなっちゃったんだけど、とりあえずあっちに見えた風景を一枚。 この写真よりもっと左にパンすると、先っぽのとがってる山(マッターホルン?)がみえました。 嘘?というくらいとがってました。あれ登るの大変そう。(ひとごとですね) それと、飛び込み禁止の標識が。絵をみてどの国の人にもわかる。これ基本だよね。ちょっと笑えた。 「みにくいあひるの子」じゃないけれど、白鳥と鴨?だかなんかいて、一匹だけ黒いの。 なんか、はぐれ?いじめられ?みたいな。(ただの思い込みです。はい)
ほんの1時間もなかったけれど、街に出て楽しかった。

どうやら、Yoshiさんは方向音痴の気があるらしい。私もそうなんだけどね。そんな2人でいってどうする。
とりあえず観光というほどじゃないけど、ホテルから湖まで行って帰ってきたという冒険でした。 食事前の運動でした。

【夕飯】
チーズフォンデュ
おいしかった。毎日食べたらもたれそうだけど。おいしかった。 電通の前田氏のお勧めで、チーズフォンデュのお店にいきました。 なにせ初めて。パンをちぎって、お鍋に入っているチーズにつけて食べる。 でも火にかかってて熱いから、パンをブスッと金属の棒でさして、ネチョーとチーズをからめるの。 日本でいうお好み焼き、もんじゃ焼きに通じるとこがあるような。 こう、作っていて楽しいとこが。作るっていってもただつけるだけなんだけどね。 お鍋の感覚というか、みんなでこう楽しくなる料理でした。

そしてオイルフォンデュもあるとのこと、もちろん注文。 フォンデュというのがこう付けて食べるものみたいだから、想像どおり、お肉を自分の好きな大きさに切って金属の棒でさして、 お鍋に入っているオイル(熱いんだこれが)に付けて食べるという。一口ステーキ感覚。 これもお鍋してるみたいで楽しい。どっちも食べ過ぎに注意。あぁ、太った。
そんな楽しいひと時の写真をとりあえず一枚Up。

私のとなりがYoshi。これは、パンをさして、御鍋のチーズにからめてうまそうでしょ・・・といっているとこ。 撮影したのは向かいにいたAyaya。雰囲気は分かってもらえました?

■3.5 WED (プレスDay2日目)
【2日目】
朝なんか寝坊してBOSSに電話で起こされた記憶あり。
朝は強いのに、二度寝したらしい。ああぁ。また朝食が・・・。

2日目ともなると、慣れます。雰囲気に慣れるというのが一番大きいのかな。 モデルの2人も昨日よりいい感じでした。 明日からは一般公開日なので、私たちは用無しなのが残念。 できれば、モーターショー最期まで演奏していたかったな。

昨日とほぼ同じ時間割なのだけど少し余裕ができて、他のブースをみてまわりました。 ジープ(JEEPだっけ?)の水切り文字が感動した。TOYOTAでかすぎ(笑)。日産の下にもぐっていく岩が印象的。

そうそう、ミッチーと私の演奏風景一枚Up。

この台は、即席の台。現地スタッフが急遽代用品で仕上げたもの。私はヘッドホンして演奏してます。 会場広くて音がよくわからなかったから。衣装はすべて用意してもらいました。これは持ち帰っていいそうです。 得してしまった。ありがとう、スバルさん。

3回目の演奏から、台が変わります。そう、お昼過ぎにやっと着きました。二日遅れでね。 演出家であるBOSSは、サウンドチェックがもうできないから台は使わないといっていたのですが、 私的にはせっかくもってきてせっかく届いたのだから使いたくて、モデルの2人と共同して作戦会議。

まず、スイスのスバルの社長に新しい台をみてもらう。雑談している横でチューニングをはじめて注意を引く。 興味をもってもらって、3人でかわるがわる、台のよさを強調。
「どうしてこの台でやらないの?」
「演出家が・・・、社長から言っていただけると・・・」
「言ってあげるよ」
(やった!)
スイスの社長はちょっとKevin Kline(ケビン・クライン)に似ている細身の男性。 が、交渉は長谷川BOSSの勝ち。残念。

でもめげないうちら3人。ミッチーは体調悪くて控え室で休んでいました。
次は、本社の社長にお願いするしか。作戦はさっきと同じ。もともと台がパリに置いていかれたことを知っていたので、 届いたことをまず喜んでくださった。それが嬉しい。そしてこの台を誉めてくださった。さぁ、こうなれば、Bossを落とすのみ。

その後の交渉はわからないけど、Bossが控え室にやってきて、サウンドチェックするとのこと。どうやら両社長に言われてやることになったらしい。 やるとなったら、行動が早い。それが長谷川Boss。そして最期の3回は、私のオリジナル台で演奏できました。持っていってよかった。

梱包をしてなかったからだけど、ひきずられたらしく、布カバーが敗れていて、台が擦り傷だけじゃなくて、数箇所欠けてしまいました。 組み立ててみて、使えるので今回もこれからも使っていきますが、もしライブかなんかで近くで見る機会があったら、傷を探してみてください。 あぁ、これがジュネーブのときの欠損なのか・・・と。

なんだかんだと、あっというまに5回目の演奏が終わってしまいました。 すごく寂しい感覚が残ります。仕事中に笑わなかったモデルさんたちも最期は笑ってくれました。

写真、右から(ミッチー、Ayaya、長谷川、Yoshi、私)。
この写真をみて、私がいいたいこと。「みんな、でかいよ!」
まったく、チンチクリンが私です。
ついでに、もう一枚Upしませう。今度は音響のスタッフ2人付き。大変お世話になり、そしてとても気持ちのよい音を作っていただきました。 感謝です。

名前忘れてしまった。右から、Yoshi、ミッチー、XXX、Ayaya、YYY、私。

【街・まち】
仕事が終わりました。あとは明日帰るだけ。ホテルに戻りすぐ4人でルマンコへ。会場からホテルに帰るとき、私とミッチーはみたのです。 有名な、噴水がでているのを。日も暮れかけて、しかも車の中からだったけど、空高く伸びる水の柱を。光が足りなくて写り悪いけれど強引にUp。
噴水出ているの、わかりますか?

荷物を置いて、4人で噴水のところに行ってみた。残念ながら、もう遅かったのか、7時を過ぎたからなのか、噴水は止まっていました。まだ、食事まで時間があったので、ミッチー・Ayaya、Yoshi・私で並んで街に出ました。 途中、マクドナルドの前で反戦デモをやってました。No War!とか、ブッシュなんとか・・・とか。
Yoshiと二人でその集会をみてたら、ミッチーたちとはぐれてしまった。悲しい。
ま、せっかくだし、駅の向こうまでいってみようと行って見たら、何も無かった。がっかりしてホテルに向かう。どっちにしても7時は過ぎてるので夜も夜。

【晩餐】
仕事の打ち上げです。Subaruの人、電通の人、私たちと。 Subaruの担当者は、Tsumura氏。こっちに来る前、今回作った曲が使えるかどうかの審査にいらした方。 そのときはさすがに怖かった。駄目ですね、そういわれたらどうなっていたんだろう。考えるだけで恐ろしい。
でも、こっちにきてしまえば、Tsumura氏、前田氏、安部氏、みんなすごく楽しい方々でした。

さて、どこに行ったと思いますか?「焼肉」でした。 なんで焼肉?と思うでしょ。私も思った。なんでだろう。 想像するに、長谷川(Boss)が好きなんだ、焼肉。 多分、きっと、焼肉食べたいとかいったのではないか・・・。 想像ですけどね。

このあと近くのバーにいったんです。みんなで。 お酒強くないから、一杯だけウオッカのロックを。半分疲れていて、半分ハイテンションで、なんか心地よい時間でした。

さぁ、明日は帰国。しかも朝11時だかなんか。早いですね。ホテルに帰ってみんなと別れる(部屋に帰るだけ)ときが、少し寂しかった。 この時間をもっと続けたい、そんなくらい楽しいジュネーブでした。仕事も充実してたと思います。評価は・・・どうだったんだろう。

■3.6 THU (帰国)
【早朝】
昨夜4人で決めました。明日は7時に起きて、1時間くらい散歩しようと。飛行機が11時だから、9時ごろホテルを出ようと。 そしたら、朝の6時にミッチーから電話。早い(笑)。私はそのまま起きてシャワー浴びて7時にロビーいってました。 とりあえず湖に出て、旧市街があの橋を渡ればということなので、橋を渡った。街の探索いきたかったけど、そんな時間もない。 朝ご飯を食い損ねたくないので、ミッチーを残してホテルに帰る。ミッチーは一人で旧市街の街並みを堪能した模様。 いいさ、いつかまたくるさ。彼女つれてくるさ・・・いいさ、いいさ。

【ジュネーブ空港】
くるときにロストバゲージの対応をしてくれた女性の方が、またカウンターで説明してくれた。 特に私のKotoが機内持込なのと、ぼろぼろにされてしまったKotoの台。今回こそ、ちゃんとパリで移し変えしておくれとね。 フランス語で説明してもらったので、問題なく通過・・・。できないじゃないか。
カウンターではOKでても、またセキュリティーで引っかかる。 ふぅ。やっとこさカウンターの人がきて説明してくれて、大きなX線の装置の部屋に誘導される。 通訳してくれた日本人の方とはもう別れた後だった。ふぅ。
無事OKをもらって、搭乗待合所にいったら、そのままなんか整備だかの人に渡すようにいわれた。
個人的に、手放したくないんですけどね。いくら大事に扱ってくれるといっても。が、うまく説明できないので、やはりおとなしくKotoを渡す。 Kotoだけ先に積み込みしたので、私は手ぶら。なんか見送りにきた感じ。みんなおみやげ買ってるよ。そうだよね。買う時間すらなかったものね。 いつも夜帰ってきてたから、お店しまっていたしね。 私も1万円を100スイスフランに替えてあったのを思い出した。 70フランは、2回タクシーのって消えたから、あと30フラン。お水買おうかなとか思っていたけど、そういやおみやげ買ってない。 でも買ってもあげる人いないしね。とりあえずチョコでしょ・・・と思い、値段みると高い。感じのよい入れ物に入っているのは高いのだ。 30フランでは買えないのね。3000円で買えないなんてね。

総じて物価は高いです。日本より高いです。これにはびっくりしました。ホテルも一泊4万円です。一人で泊まるには贅沢でした。 よく眠れたけどね。

で、まぁ、小さなチョコレートを6個買ってきました。きっと自分で食べちゃいそうです。わはは。

【機内】
機内に乗り込むとすでにKOTOが後ろの窓際3席使って固定されてました。 なんか出発が少し遅いなと思ったのは、この作業があったからでしょうか。 この遅れがあとあと響くのだけどね。
さすがに帰りだし、少しうとうとして1時間すぎて、パリに到着しました。 Kotoがあるからうちら4人は一番最後に降りました。あ、そうそう阿部氏(アベッチと呼ぼう、いまさらだけど)も一緒でした。 パリで仕事があって一泊していくらしい。仕事か?女か?(おっと失言)

【パリの空港アゲイン】
くるときもセキュリティーでかなりひっかかって、ついでに台もこの空港に放置されたので、あまりよい印象はない。 飛行機を降りるとなにやらバンが迎えにきている。Naritaに乗り換えの人は急いでくれとのこと。バンにKotoも積んで、空港内を走る。 これはこれで貴重な体験をさせてもらった。急いでいるのはそのドライバーさんだけだったり(笑)
でも、急いでいるけど感じはよい女性の方でしたよ。
さすがに直で飛行機には乗れないらしい。パスポートとかの入国(出国)審査があるので裏口みたいなとこから入る。 これが、サクッと通るのね。パスポートをチラッとみただけでOK。 なんとまぁ、いいのかこれで?w
カウンターでは、チケットは搭乗口でもらってくださいとのことで、そのまま向かうミッチーと私。 いつもミッチーが一緒に行動してくれたので心強かった。しかも今回は、アベッチも一緒。 彼はパリで降りるのだけど、心配だからついてきてくれてた。

不安的中。セキュリティーでひっかかる。わらわらと体の大きい男女が5人もやってきて、取り囲まれて、フランス語でまくしたてられる。 ボンジュール、オボワー、ジュテーム、ジュヌテムパ、ジュマペル、ジャビテ・・・そんなんしか言えないんだから。 でも怒られているらしい。声が怖いのさ。その中の一人がやっと英語で言った言葉が、
「君、チケットないじゃない」
私は見せる。チケット4枚を。
「これは搭乗券じゃないよ。搭乗券ないのにここは通せないよ」
(おいおい、そこのカウンターでそういわれたんだっつーの)
アベッチが英語で説明しているけど、そんなことはありえない、搭乗券ないから駄目と・・・。 さすがにもう時間過ぎてるので、とりあえずミッチーだけ先にいってもらった。最悪は別の便か・・・。ふぅ。 ほんと、拉致があかないので、どうするんだろうと思っていたら、中から日本人の女性が。この便のスチュワーデスさんみたい。 フランス語ペラペラとしゃべっていて、搭乗券をもってきてくれた。 こないから心配してきてくれたのかな。優しいねやっぱり・・・・仕事だっちゅーの。

OKがでたら早い。X線チェックしてる間に、さっきまで怖かった人たちが、これは何だ?ときいてくる。 JpaneseHarpじゃ。というと、どんな音がでるんだ?と。ケルティックハープ(アイリッシュハープ)みたいな音だよ。というと、 私たち(スイス人?)はアイリッシュMusic大好きだよ、と。なんだ、いい人たちじゃないか。 と、話している時間ないんだよね。とっくに出発時刻過ぎている。ジュネーブからくるのが遅れたらしい。やっぱり私のせい?

【AF276機内】
なんと一番最後の乗り込みになってしまった。ファーストもビジネスも、エコノミーもみんな座ってるの。そこにでかいKotoもって最期に乗り込む私。 どうみても、私のせいで遅れたみたいじゃないか。え?実際そうだって?ふぅ。
真中の4席に置こうとしたら、なんとど真ん中の肘掛があがらないの。客室乗務員さんあせっていた。さてどうする。ここに置けないとなるとね。 やはり固定できないとだめらしくて、ファーストクラスのロッカーに持っていくことに。そしてまたうろうろする。 ところが190センチあるので入らない。ありゃぁ。今度は2階に持っていくようにいわれる。2階ってパイロットサンいるとこ?

乗務員のロッカーにおかせてもらったのさ。なんでこの便の人たちこんなに親切なんだろう。 嬉しいけど、不思議だった。空港で怖いめにあった後だし余計うれしかった。

さて問題は4席。ミッチーたち3人は左側の3席で仲良く座っている。 私はといえば、さっきまでKotoを置こうとしていた真中の4席が余ってる。 ど、どこに座れば・・・。満席のエコノミーで、なんか場違い・・・。ふぅ。 案の定、右側のちょっと太り目の若めの日本人男性が空いているこっちに移ってくる。 おまえ、違うだろ・・・と思ったけど、ひとりで4席も使えないのは確かだから、なにもいわなかった。 でも知らない人がしかも図々しくこられるとなんとなく嫌悪感が・・・。

が、そこはやっぱりスチュワーデスさん。あっちのお客様に直接いうのではなくて、私に
「この4席はお客様がおとりになった4席ですから、ご自由にお使いください」
と。この一言で、隣の男性にも通じたみたい。「あ、この席買ってあるのですか」と。まぁ、買ったのは私じゃないんだけど、 この状況をみて、ここだけ空いてるわけないでしょうが・・・と。ま、小さな事。

なんでこんなに親切だったか。種をあかせば、やはりMarikoさん。 来るときのスチュワーデスさん。手紙を2通かいてくれたスチュワーデスさん。 彼女が、なんと私の帰りのこの便をチェックしてくれてて、ここのチーフパーサーにメールと電話をしていてくれたとのこと。 そしてスチュワーデスさんの一人が彼女と同期で、彼女にも連絡してくれていたこと。 もしかして、パイロットさんたちにも連絡してくれていたのかな。 どうよ。こういうことされて、喜ばない人はいないでしょ。荷物こなかったことで、エールフランス大夫嫌いになっていたけど、 一気に解消。人間ってこんなもん?

ミッチーがまたよく寝るので、左3席は、ミッチーとお荷物置き場にして、真中の4席で3人で話しながら、うとうとしながら、眠りながらNarita着。 この便は気持ちよくこれた。テーブルが4席のうち3席壊れていたのにはびっくりしたけど・・・。直そうよ(w

【成田空港】
女性二人はエキスプレスで。私はミッチーの車で。とりあえず、送迎にきてもらって、車をとってくる。荷物も積み込む。でまた空港に戻ってきて、 彼女たちの電車の時間までお茶をする。私とミッチーはしっかりラーメンを食べる。蕎麦も食べたい。そんな心境。
そしてお別れ。今度はいつ会えるのだろう。打ち上げあるのかな。ないだろうな。寂しいけれど、あっさりとお別れ。 楽しい5日間ありがとう。

【帰路】
車に乗った瞬間ってほどじゃないけど、寝てしまったよ。ごめん、ミッチー。途中私が起きたとき、タバコを吸わないミッチーが、 タバコある?と聞いてきたくらい、ミッチーも眠かったのでしょう。2日目の後半からミッチーは体調が戻ってきたので、一応ご報告まで。 それまでは体調悪かったみたい。よく寝ていたのが納得。
そして、少しミッチーと話していたのもつかのま、次起こされたのは笹塚でした。本当にごめん・・・。すまない。 成田に10時前について、こっちついたのが2時くらいかな。時差ぼけ対策で、がんばって起きなきゃとおもいつつ寝ていた私。駄目ですね。

【自宅】
帰ってきましたよ。でかい荷物と一緒に。また1個ないんだけどね。台が再びパリに置いてこられた。 あの台、重いし持ちにくいからだろうと予想はできる。 けどさ、あんだけ念を押してもこれだから、ね。がっかり。 明日宅急便で届くらしい。すぐ使わないからもう急がないよ・・・。
ちょっとだけ気が抜けてしまった。久しぶりにPCを立ち上げるも、メールがどっさりきていました。返事は明日だな。


そんなこんなのトラブル続きでしたが、演奏は充実していたと思います。 精神的にもがんばれたかな。何度も演奏してきた「Subaru2003」。 いつか別の形でみなさんに聴いてもらえたら、そう思います。いい曲ですよ。ほんと。 ライブのときにできたらいいけどね。 ながながとジュネーブ日記読んでくださりありがとう。 無駄が多いのは承知の文章。 書かなくていいことや、余計なことをだらだらと。思いつきで羅列してます。 次はフランクフルトか?上海か?どんどんいきたいですね。海外。 オボワー。
さらに後日談。
このとき作った曲「Brilliant Star」は、私のCDに収録されています。このときの原曲のまま。