20-strings-koto player Gayo Nakagaki |
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その源氏の声も、若い頃より太く、重々しくなった。
このあと、彼らの中で様々な音楽論が交わされた。
なんと優雅な光景なのだろうか。
楽器を演奏しているそのもののことではなく、現代人の忘れがちな「心のゆとり」、そういうものを感じます。
実際にこの源氏物語が書かれていた頃は琴(キン)のコトはすたれていたが、源氏物語の時代設定はそれ以前であったため、琴のコトがよく登場してくる。
男性がKotoを演奏するのは、珍しいことではなく、逆にあたりまえのことだったのではないでしょうか?
13個目をたて終ったところでなぜか柱がなくなった(箏は 普通13絃なんです)。
「顔面が蒼白になる」、「血の気がさぁーっと引く」、まさにそういう事態でした。
そうなんです。この仕事は、二十絃箏のお仕事だったのです。柱は同じ物を使っていたので、13個しか持ってきてなくて、結果8個入れ忘れてたのでした
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その後どうしたか?
私のライブのときにでも、こっそりとお尋ねください。
さて高学年公演が始まります。
おっちょこちょいの私は、せっかく綺麗に並び替えた楽譜を、しっかりとPianoの上に置いてきたのです。そして、その横にあった今日はもう使わない楽譜を手にもって、のこのこと 舞台に出ていってしまったのです。本当に見事に後半使う予定だった曲は1つもありませんでした。
さて、ここからが本題。
新宿についたのが 8:15です。ここから東京まで(JR中央線で)20分。
さてここで、予備知識。
座ったとたんに眠りにおちた私。
ハタッ!と目を覚まして 「こ、ここは何処?」っと思ったら、丁度、四ッ谷を出たところでした。
けれど、そこは、・・・。私の庭となっている駅でした。(ただ通るだけだけど)
そうなんです。ここは 新宿だったのです。そんなことより 時間!
その後のことは、想像にお任せします。